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こんにちは。劇団時計2018年度新入生歓迎公演
情報宣伝担当、16年度入部の駒野です。
好きなものは唐揚げ。嫌いなものはおつりを全部10円玉で出してくるタイプの自販機です。
さて、このブログでは「劇団時計クロニクル」と題して過去公演を紹介しています。
第三回ということで今回ご紹介いたしますのは、夏季プロデュース公演です。
「夏季プロデュース公演ってなんだ??」
と、思う方もいらっしゃると思いますので、まずは説明いたします。
劇団時計夏季プロデュース公演とは?
劇団時計夏季プロデュース公演は、夏季休業中に立てる公演です。例年、夏休みの開始と同時に稽古期間が始まり、9月の中旬に本番を迎えます。有志のメンバーが夏休みを捧げて作り上げる舞台は、夏の厳しい暑さにも負けぬ熱気にあふれた、大変見応えのあるものとなっております。まぁつまり、夏休みにやる公演ってことさ。びよよよーん。
はい、説明はこんな感じで、公演紹介の方へいきましょう!
2017年度夏季プロデュース公演
『鈍獣』
脚本 宮藤官九郎
脚色・演出 藤中樹音
あらすじ
舞台はとある小さな町のホストクラブ『スーパーヘビー』。ナンバーワンホストの江田とその悪友岡本のもとに、ある日突然、幼なじみの小説家凸川隆二が現れる。凸川の書く小説には彼らの過去が綴られていて……!?
こちらは劇作家・演出家の宮藤官九郎氏の既成脚本です。「クドカン」と聞いたら、演劇をやったことのない人でもピンとくるのではないでしょうか。そんな、世界のクドカン作品に、劇団時計が挑戦したわけですねぇ。
……それにしてもすごいポスター。誰が作ったんだか。
当時の演出さんにこの劇の見所をインタビューしてみました。
「どうもこんにちは。『鈍獣』で演出を務めました。16年度入部の藤中です。」
「ちわっす、ヨロシクお願いっしゃーッス!」
「同期だからって雑じゃない?」
「えー、この劇のセールスポイントを教えて下さい。」
「『鈍獣』は『あまちゃん』の脚本担当でも広く知られている宮藤官九郎さんの脚本ということで、脚本自体のクオリティの高さに恥じないよう、演技はもちろんのこと、スタッフワークにも妥協をしない作品作りをしました。」
「なるほど、既成の脚本が面白いからと甘えず、より高いクオリティーを目指したんですね。」
「そのためにはやっぱり、夏休みという長い期間が必要でした。座組のみんなが夏休みをこの公演に捧げてくれたから、あそこまでのものが作れたんだと思います。」
「舞台美術とかもすごく気合い入ってたもんねぇ。」
▼実際の舞台の写真がコチラ
舞台美術スタッフの本気……!!
「それだけじゃないよ。衣装や小道具だっていっぱい用意したし、音響・照明の細部に至るまでこだわり抜いたじゃない。」
「確かに!衣装の早替えとかほんとすごかったなぁ。」
「そうだよ、それに君が作ったあのポスターだって僕すごい気に入ってるんだよ。」
「ポスター?」
「うん、『鈍獣』の。」
「……あっ、あれ僕が作ったんだった。忘れてた。」
「えっ、大丈夫?」
「記憶を呼び覚ましてくれてありがとう。」
「う、うん……。とまあ、お客さんだけでなく、公演参加者全員がこの舞台を好きになれるような工夫を活動の中でも多く取り入れたんです。そういった意味でも、もちろん舞台そのもののクオリティーでも、他の公演には負けません。」
「そうね、正直僕もこの『鈍獣』は、劇団時計に入ってから観た公演の中で一番すごいと思ったよ。いいぞ、劇団時計は、まだまだいける、ってね。」
「いや誰だよ。」
「演出さん、ありがとうございました。」
いかがでしたでしょうか。
次回は2017年度みやこ祭公演『ワンダフルお花畑』をご紹介いたします!
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【新歓イベント情報!】
そろそろ新歓イベントが始まる時期です。新入生の皆さんは是非ともチェック!
どしどしお越しください!
【公演情報】
劇団時計 2018年度新入生歓迎公演
『トランス』
脚本 鴻上尚史
演出 池田奈央
【キャスト】
Aチーム
吉田宗一郎 鹿目理佐 藤中樹音
Bチーム
竹原風太 石部日和子 稲垣隼
【スタッフ】
舞台監督:大山梨花 なっちゃん
舞台美術:柏木凱斗 吉田宗一郎 北川遼太
照 明:上田茉衣子 稲垣隼
音 響:藤中樹音 竹原風太
衣 装:ゆきえ 石部日和子
宣伝美術:石部日和子
情報宣伝:寺島碧 駒野共紀 鹿目理佐
制 作:田﨑颯大
【開演日時】
4/25 18:00開場 18:30開演 Aチーム
4/26 16:30開場 17:00開演 Aチーム
4/27 18:00開場 18:30開演 Bチーム
4/28 13:00開場 13:30開演 Bチーム
入場無料
【公演場所】
首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂小ホール
(京王相模原線 南大沢駅より徒歩約7分)
【予約フォーム】
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=b7d22585d1
入場は無料です。
来たれ若人、集え彼の地へ!