2021年度卒業公演『水中遊覧』インタビュー最終回

皆さんこんばんは、劇団時計です⌛

まずは、お知らせです。

先日SNSでお知らせ致しました通り、2021年度卒業公演『水中遊覧』は、座組み内に新型コロナウイルス陽性者が確認されたため、全公演を中止することとなりました。詳細は以下の画像をご覧ください。

本公演を楽しみにされていた皆様には、大変なご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございません。

公演は残念ながら中止となってしまいましたが、更新を予定していた公演参加者へのインタビューは、予定通り公開させていただくことになりました。

この度は、皆様に作品をお届けすることができず大変心苦しいですが、準備していた参加者の言葉だけでもお読みいただけたら、とても嬉しいです☺

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さて、本日はインタビュー企画最終回をお届けします?

最終回に来てくれたのは、 、、

今公演主演の山口真桜さん( 写真真ん中)、中村有来さん(写真左)、そして今公演の脚本/演出の粉川さん(写真右)です(`・ω・´)

布とでかいお盆にサンドされる山口さん(*’ω’*)
それでは早速質問していきます!

ー今回は粉川さんが脚本・演出ですが、脚本はいつ頃から書き始めていましたか?ー

粉川:構想にめちゃくちゃ長く時間をかけていて……6月くらいから考え始めていました。最初は古書店って設定ではなかったりして。書き始めたのは12月くらいです。構想の方が長いですね(`・ω・´)

ーそうなんですね。最初はどこが舞台だったんですか?ー

粉川:学校だけとか、NPO法人とか、色々考えていました。で、そこに人が集まって、みたいなのを考えていたんですが、本に絡めたことがしたいなと思ったので古書店にしました。

ーなるほど。脚本はどういうテーマで書きましたか?ー

粉川:いろんなテーマを盛り込んだお話なんですけど、大きく言うと、「人間が抱えてしまう矛盾」と、ちょっと恥ずかしいんですけど、「いろんな愛の形について」がテーマです!

ーありがとうございます。キャラクター9人の関係が上手く絡んでいくのはこの劇の見どころですね。ー

こちらが、粉川さんが脚本・演出を担当されている今公演『水中遊覧』のフライヤー。
9人の登場人物がそれぞれ絡み合い、進んでいく物語です。多くのテーマに触れられ、人の内面の深さに迫っていくような物語です。お楽しみに・・!

ー次は山口さんと中村さんに質問です。今回はお2人が主役ですが、自分が演じる役にどのような印象を持っていますか?ー

山口:印象……周りから、「めちゃくちゃこの役は真桜だよね」ってすごい言われる笑 でも読み合わせのときには、この役が来るとは思ってなかった。だから、役もらったときにめちゃくちゃびっくりしたのは覚えてる。

ーそうなんですね。尚子は山口さんに合ってて、山口さんがやるからこその良さがあるなと思ってたから、意外ですね。ー

山口:周りに言われて、「あぁ、似てるんかぁ……(。´・ω・)」ってなった笑

ー中村さんは、郁にどんな印象を持っていますか?ー

中村:郁はすごく儚い、細い、生命力のなさそうなイメージだったので……絶対自分じゃないと思ってました(=゚ω゚)ノ笑

山口:主役が2人して「この役自分じゃないだろうな」と思ってたの面白すぎるな笑

ー個人的には、この配役はほぼ確定だと思ってました笑 お2人は演じるときに特にどんな部分を意識していますか?ー

山口:似てるからこそ、”私“にならないようにしてます。気を抜くと普段の私と有来さんの会話になっちゃうから笑

中村:心が死なないように気をつけてます笑 笑顔でいる子なんだけど心の底から笑ってはいない、みたいな風にしようと思って。でもそれをすると私自身の心が死んでしまって、次の言葉が出てこない笑 どうしても間が空いちゃうんですよね。それをどうにかしようと頑張ってます笑

ー心が……?笑ー

中村:尚子のセリフを聞いてから発言する場面が多いんですけど、自分のセリフばかりに集中すると心が死んで……笑顔が形だけになっちゃうので、初歩的なことなんですけど、ちゃんと会話になるように、尚子のセリフを聞くことを意識しています。

山口さんが演じる、尚子のビジュアル写真。
中村さんが演じるのビジュアル写真。
劇中での尚子と郁、2人の関係性に注目です・・!

ー3人とも、今まで4年間劇団時計にいたわけですが、一番思い出深い公演はなんですか?ー

粉川:この公演が一番心に残るようにしたい! でも、今までで言うと2018年度新人公演『小昼の鐘』( `ー´)ノ意外な役をもらって、驚愕した笑 初めて時計の舞台に上がってみて、熱量がすごい劇団なんだなって改めて思ったから、一番思い出深い。

あと、2018年度一年生公演『銀河旋律』。劇団時計で初めて演出をやって。色々困難とかあったけど、なんとか最後までやって感動的な公演にすることができたので、思い出深いです!

中村:私も『小昼の鐘』ですね。舞台をちゃんとやったのが『小昼の鐘』が初めてだったので、”始まり“っていう感じがして……『小昼の鐘』があったから、今も舞台やってるなぁって思う。

ー2018年度入部生の中ではやっぱり、『小昼の鐘』が印象的なんですね。ー

粉川:『小昼の鐘』が楽しくなかったら、今までこんなに公演続けてないだろうし。

一同:うんうん(/・ω・)/

中村:あと私の中で残ってるのは、やっぱり2018年度一年生公演『銀河旋律』かな。むしろそれが記憶に残ってるから、あれからもう3年経ったのかっていうのがもう信じられない。この間やったなっていうイメージが笑

山口:もちろん『小昼の鐘』はそう……初めてだったし。役も「これは私だな」っていうのをもらったから笑 今回の公演でもまた有来さんとコンビを組めて。でも役も違うし、お互いの演技の仕方も変わってるから、面白いなぁって思う。今回の公演で割と『小昼の鐘』思い出しがち笑 それ以外だと、2021年度冬季プロデュース公演『スロウハイツの神様』

中村:忘れてた!『スロウハイツの神様』も!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/

山口:おい、演出!笑 同期が演出やってたっていうのと、『スロウハイツの神様』では、ゴタゴタあった中でも照明をしっかりやれたから……4年間、照明をやって学んできたことを生かし切れたかなって思う。あと単純に作品が好きすぎて、初めて照明のオペしながら泣いたから……!笑

ーそうだったんですね・・!いいお話ですもんね・・ー

山口:あと、我々が1年のときの新歓公演『トランス』、実はめちゃめちゃ好きで。役者が少ない中、あれだけの熱量、セリフ量で複雑な物語を目の前で見せられたから圧倒されて、「かっこいい!演劇やりてぇ!(`・ω・´)」ってなった笑

2人がさっき上げてた『銀河旋律』にも、『トランス』っぽい照明があったりする。先輩にどの色使ったんですかって聞いて、ちょっとだけ色変えて……笑

こちらが、3人が挙げてくれていた『小昼の鐘』のフライヤー。
そしてこちらが『小昼の鐘』の舞台✨
上に浮かぶ灯篭が幻想的で綺麗です。
今回の公演で卒業する2018年度入部生の、劇団時計での初舞台はこの『小昼の鐘』でした✨
ここから始まったんだな~~えもえも( *´艸`)
そしてこちらが、2018年度一年生公演『銀河旋律』のフライヤー。1年生だけで作った公演です。懐かしい・・☆彡
そして、山口さんが挙げてくれていた『トランス』のフライヤーはこちら。
このお芝居を観て、「演劇やってみたい!」と思った2018年度入部生も多かったはず・・。

ーさて、今回の物語は本が主軸になっていますが、今まで読んだ中でオススメの本、ありますか?ー

中村:小学生までめっちゃ本読んでて。読みすぎて中学生から一切本を読まなくなったんですけど笑。2冊、めっちゃ好きな本があって。

1冊目が『砂漠の歌姫』っていうファンタジー小説。砂漠の街を舞台にした、主人公の女の子と、女の子が出会った綺麗な少女との友情の物語で、特別な力は無いんだけど2人で頑張って生き抜こうとするお話。

あと『落涙戦争』っていう本。泣かない男の子が主人公なんだけど、その子を泣かせたら懸賞金何万円、っていうお話。これも主人公と男の子の友情なんだけど、最後はどんでん返し!みたいな。

山口:私は、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』っていう本!母親からもらった本で、表紙ぼろぼろになってるんだけど、それが初めてちゃんと読んだ小説で。主人公の女の子が不登校になっちゃって、おばあさんのところに行って・・・みたいな話。

粉川:本好きになったきっかけっていう意味で上げたんだけど、『わたしのワンピース』という絵本です。

山口:絵本なんだ(*ノωノ)

粉川:うん、絵本!いろんなところをうさちゃんが冒険するんだけど、ワンピースが情景によって変わっちゃうっていうお話。お花畑に行ったらお花柄になったり、雨空の中を飛んだらしずく柄になったり。

自分めっちゃ妄想癖あるんですけど笑。空を飛んだりとか、そういう空想の話が好きなのは、この本を読んで培われたのかなと思ったり。楽しんでた記憶があります。あとは、夢野久作の本がすごい好き。落差すごいなあ( ;´Д`)笑 難解な文章なんですけど、それをじっくり「これってこういう意味かな」って考えるのが面白かったり。あと、すっごく美しい人がめっちゃおぞましいことをする、みたいなのが短編集にたくさん出てくるから、それが自分の癖になったのは夢野久作のせい笑

ーありがとうございます。おまけの質問!卒業までにしたいことは何かありますか?ー

粉川:卒業したら、北海道に行きたい!!!小樽観光!!

中村:北海道に修学旅行に行きたかったです!(過去形・・まだ間に合う・・(。´・ω・))

山口:別に、卒業してもみんなとは会えるからなぁ。卒業までにしたいのは、卒業しても仲良くできるくらい仲良くなっておくこと?この公演を通じて、より仲良くなりたいですね( *´艸`)

????(。´・ω・)????

ー最後に、お客様に一言、お願いします!ー

中村:コロナ禍では配信公演が多かったんですけど、実際に舞台に足を運んでいただけると、そこでしか得られない空気とか生であるからこその良さがあると思います。それを感じられるように私たちも頑張るので、ぜひ足を運んでください。

山口:今回の作品には9人の登場人物がいて、それぞれのキャラクターが立っていて、キャラクター同士の関係性も結構複雑なものが多くて……いろんなキャラクターに共感できるところがあると思います。キャラクターの良さとか、自分と似ているところとか、それぞれの考え方とか、見ながら楽しんでもらえると思うので……関係性に注目して見ていただけたら楽しいんじゃないかなと思います。あと照明も見てね!

粉川:新生活が始まる人に、何かに悩んでいる人に、ていうかお客様全員に!自分を見つめ直す作品になったり、何かを与える作品になったらいいなぁ、と思ってます!

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インタビュー企画最終回、最後まで読んでくださってありがとうございました。

今回は、公演をお届けすることができず大変申し訳ございませんでした。

今後も、劇団時計は多くの公演を作っていきますので、是非次回作品を楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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