2022年度 劇団時計新歓ブログ企画① 【スタッフ紹介 part1/概要・演出・舞台監督編】

 こんばんは。東京都立大学の演劇サークル劇団時計です⌛

私たちは、年間約5~6回公演を立てて披露しております。近年はコロナ禍の中、有観客公演が行えなかったり人数制限があったりするので、どなたでも楽しんでいただけるよう、配信の公演なども始めてみたり…..そのようにしながら、生きております。

ところで、筆者が今、悲しいこと。それは、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」があと3回になってしまった~( ノД`)シクシク…

早くも朝ドラロスだけど最終回も楽しみな気持ちが鬩ぎ合っております、、、、

次の朝ドラ、「ちむどんどん」が始まる来週には、いろんな部やサークルが新歓で部員獲得に奔走し、新1年生や新2年生などは、サークル探し、という時期になるでしょう。もちろん劇団時計もその流れに乗っていきます。劇団時計も様々な新歓イベントを用意いたしました。「演劇未経験だけど・・・」「どんなサークルがあるか探し中、迷い中!」といった方々、どなたでも入部大歓迎です。劇団時計の部員のうちおよそ、二人に一人は「大学に入ってから演劇を始めた」という人です。

 ぜひ気軽に足を運んでください”(-“”-)”(来てくれると嬉しくなります。)

〇こちらが新歓情報です?

 劇団時計では、様々な新歓イベントを実施しております。各イベントの概要については以下となります。お好きな回にご参加ください?

【各イベントの内容】
☆お試し稽古→役になりきったり、アドリブ劇をしたりといった、実際の稽古が体験できるチャンスです。
劇団時計についての説明も行います。

☆部室開放→劇団時計の部室で、部員と実際に交流したり、劇団時計の活動や大学生活について、なんでも話したりできます。

☆オンライン説明会→対面だけでなくオンラインでも、劇団時計は新歓イベントを実施します。ご自宅などから気軽に参加できる企画です。

☆過去公演上映会→実際に、劇団時計が過去に行った公演を映像で鑑賞できます。

※それぞれのイベントに参加するには、事前予約が必要です。また、企画内容はやむを得ず変更される可能性があります。

新歓情報のQRコードまたは、こちらのリンクより予約していただけます。

?https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScSGGYEwLNnl3bqgmUetyHAJXg3CfR-UsRFlRAMRUBs6qFVGg/viewform

 また、Twitter,Instagram,ブログでは、劇団時計の情報や、活動記録などを掲載していきますし、それぞれのダイレクトメッセージや gekidan.tokei@gmail.com を通して、質問や相談、入部希望なども受け付けております。

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さて、本日は新歓ブログ第一弾! といたしましては、劇団時計に入ってから皆様が配属される各スタッフの紹介をお送りします。配属といっても会社みたいな堅苦しいものではなく、皆さんの興味のあるスタッフ、希望するスタッフに参加できますので、ご安心ください?

というか、スタッフスタッフといっても、何のことかさっぱりですよね(‘_’)ということで、まずざっくりと紹介してから、具体的に掘り下げていこうと思います。スタッフ概論!

 劇団時計のスタッフは、①演出 ②舞台監督 ③舞台美術 ④照明 ⑤音響 ⑥衣装 ⑦制作 ⑧情報宣伝 ⑨宣伝美術の9つがあります。これは、野球と同じですよね。ただし、野球も演劇もこれだけでは何か足りない気がしませんか…?というか、ソレガナケレバ、そもそも成立しないのでは….?

その答えは、野球だとバッター、演劇だと⑩役者(キャスト)です。

⑩役者の方も通常、①~⑨の役職も兼ねて公演に参加しますので、各スタッフと分けて考えます。しかし、「キャストを極めたい!」という方の参加も大歓迎です。

 また、劇団時計では、②舞台監督 ③舞台美術 ④照明 ⑤音響 ⑥衣装のことを舞台上の演出に直接関わるので内回り、⑦制作 ⑧情報宣伝 ⑨宣伝美術のことを舞台外の演出に関わる、おおざっぱに言うと外部の人と関わる部門であるので、外回りといいます。加えて、①演出、②舞台監督⑦制作の3つがそれぞれリーダーとなり、公民で一度は聞いたことがあるかもしれない言葉と同じく、三権といいます。

  • 演出=演技指導などを含めた劇全体の統括
  • 舞台監督=スタッフワーク、公演全体・内回りの実務面での管轄
  • 舞台美術=舞台のデザイン、舞台構造物や舞台装置をつくる
  • 照明=舞台上に明かりをともして表現する
  • 音響=音楽や効果音を使って劇を表現
  • 衣装=舞台衣装、メイク、小道具担当
  • 制作=お客様のおもてなしを企画、予算も担当する、外回りの管轄
  • 情報宣伝=SNS広報、公演情報の発信
  • 宣伝美術=チラシやパンフレットを作るデザイン担当
  • 役者=役が与えられ人前で役を演じる

ざっくり一言で述べると、こんな感じです。これらのスタッフの詳しい紹介について3回に分けて、解説していこうと思います。

本日は①演出と②舞台監督、次回は、③舞台美術 ④照明 ⑤音響、⑥衣装、次々回は、⑦制作 ⑧情報宣伝 ⑨宣伝美術、⑩役者について紹介していく予定です。

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①演出

 「演出」ということについて説明する前に身近な所から。舞台、ドラマ、演劇界などで活躍する三谷幸喜さんや宮藤官九郎さん、千と千尋で話題のジョン・ケアードさんといった名前を聞いたことあるでしょうか?たぶん、このあたりの演出家が有名ドコロですかね・・・・彼らは一体公演で何をしているのかということを考えて頂いて・・・(/・ω・)/ 

 脚本作って、キャストを選んで、演技を指導して、いろんなスタッフに要望して、最終的に立派な舞台を作り上げる感じの人を想像できれば、それで大丈夫です。

 劇団時計の公演を立てる際に、脚本選定からキャストにスタッフ配置、公演が始まって以降は、脚本の世界観をベースに、役者への演技指導や各スタッフと連携して劇を素晴らしいものするために要望を通したり試行錯誤したり(あの効果音使ってほしいな、照明をエモくしたいな、壮大な舞台を作りたいな・など)・・・演出は作品全体の司令塔となります。つまり演出は、膨大な量のタスクがあり、自分の意見を推し通したり、スタッフと緻密な会議を繰り返したりして、劇を作るために奮闘しまくるのがその役割です。そして何より劇の世界観を誰よりも理解する力、各スタッフを統率する力が求められるのです。

 これだけ聞くと、演出って難しそうだな?そう思いませんか… ですが、自分が表現したいものを表現し、作りたい劇を作ることができるんです。

 自分でオリジナル脚本を作ってそれをお客様に魅せたい!、好きな作品の戯曲をやりたい!、ミュージカルしたい!、この人のこれが見たい!、それらを現実にするために全力を尽くして、最終的に叶えてしまう。それが演出の醍醐味です。

?演出が講評や演技指導をする様子。本当に頭が上がりません(*´▽`*)

②舞台監督

 監督って聞くと、映画監督とか、新年に箱根の方に走る緑色のユニフォームを着た大学の監督とか、某チームのBIG BOSSって名乗っている人物とか・・・なんだか目立つ存在で、そして重要な役割を持った人物のことを想像しませんか?

 劇団時計でそのイメージは一部正解で、一部不正解…..

というのも、 舞台監督がいなければ公演が立ちませんし、重要な役割を持っていることは確かですが、どちらかといえば表に目立つ存在ではなく、縁の下の力持ち的存在です。

 じゃあ舞台監督っていったい何をしているか? 一言でいえば、公演を円滑に進めるための実務です。そして、全スタッフ、特に先ほど述べた内回りをまとめるリーダーです。

 具体的に言えば、稽古場の手配に鍵などの管理、学生課との取り次ぎや連絡、公演の企画文書の作成、予定表・締め切りの管理、稽古場内でのコロナ対策、スタッフミーティングの運営、舞台の図面作成、舞台を設営するときの指示出しにタイムキープに構造物チェック、通し稽古の時には台詞のチェックや時間計測を行うなど盛りだくさん。それらはどれも、どちらかといえば目立つものではないですが、公演を成り立たたせる上でとても重要です。舞台監督は、数多くの仕事を、コツコツ地道にそして的確にこなす力が要求されます。

 ですが、仕事を通して、各スタッフの人々との関わりが増える点、スタッフ全体を俯瞰的に見ることで、他スタッフの仕事の流れも理解できるようになる点、話し合いが多く、よりよい舞台を作るために考える力が身につく点が舞台監督の良いところです。誰かのために頑張れる人にとっては、自然と楽しめる役職でもあるでしょう。

 現在、劇団時計の法学部の部員は3名、その3名とも舞台監督を経験している。法学部の学生は、舞台監督をしながら、学部や授業に関する相談とかもできるかも・・・(*’ω’*) というか、昨今の時計は、なぜか舞台監督の法学部率が高い。法学部の勉強も、舞台監督の仕事も実務作業が多い点で共通しているのかも?

 もちろん法学部以外の方で、舞台監督をされている方もいますし、どなたでも大歓迎のポジションです。やりはじめると意外と楽しくて、やりがいのある役職ですよ☺️ おいでやす~

?舞台監督は舞台全体を統率。そして地道に作業をこなす。

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本日は、①演出と②舞台監督のスタッフ紹介を行いました。次回は、③舞台美術 ④照明 ⑤音響、⑥衣装のスタッフ紹介を行います。

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/

 

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