劇団時計クロニクル#2

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こんにちは。劇団時計2018年度新入生歓迎公演

情報宣伝担当、16年度入部の駒野です。

moki

好きなものは唐揚げ。嫌いなものはすぐに絡まっちゃうタイプのイヤホンのコードです。

 

さて、このブログでは「劇団時計クロニクル」と題して過去公演を紹介しています。

 

企画も第二回ということで今回ご紹介いたしますのは、昨年度の新人公演です。

新人公演」というのは、劇団時計に入部した1年生が初めて関わる公演です。新入生はこの公演期間を通して、基礎練習やスタッフワークなどを学んでいくこととなります。

 

それではいきましょう!

 

劇団時計2017年度新人公演

『One World.』

脚本・演出 ぽん太

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あらすじ

気が付くと見たこともないような真っ黒な場所にいた男。路頭に迷う中で出会ったのは、大鎌を持ったさながら死神のような存在。そして告げられる真実。
「あなたはもう死んでいます」

 

この脚本は、15年度入部生のぽん太さんによる創作脚本です。

当時の演出さんに見所をインタビューしてみました。

 

pon.jpg「どうも、『One World.』で脚本と演出を務めました。15年度入部のぽん太です。」

 

moki「ぽん太さん、よろしくお願いします!」

 

pon「よろしくね~」

 

moki「早速ですが、この劇のセールスポイントを教えて下さい。」

 

pon「そうだなぁ……まず脚本としては、お客さんに『考えさせる』という点では他には負けないんじゃないかなぁと。」

 

moki「たしかに!僕もこの劇観たんですけど、観劇後もいろいろ考えさせられるというか、解釈が1つではないような印象を受けましたね。ぽん太さんやっぱ頭いいんだなって。」

 

pon「まあ僕自身、哲学とか倫理とか、そういう考えさせる系の学問が好きだしね。」

 

mokaho「てつがく(何も考えてない顔)」

 

pon「そんで、演出としてのこだわりなんだけど、2つあって。」

 

moki「はい。」

 

pon「まず1つめに、キャラクターを客席から登場させることで、舞台と客席の一体化を計ったことかな。」

 

moki「そういう演出って演劇ならではでいいですよね。僕も演劇が好きなのでよく舞台を観に行くのですが、客席から役者さんが出てくると、サプライズ感に加えて自分も舞台の中にいるような気がしてぐっと引き込まれるんですよね。(※個人差があります。)」

 

pon「それからもう1つは、短めの暗転の前後で一人のキャラクターを退場させることで、そのキャラクターのみが瞬間的にその場から消えたという印象を与えようとしたこと。」

 

moki「あー!それも演劇ならではですよね。あの劇って、死後の世界が舞台ですし、演出によってうまくその非現実的な世界観が表されていると思いました。ちなみに『One World.』の舞台セットはこんな感じです。」

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pon「それはよかった。ところで……」

 

moki「はい。」

 

pon「この劇を観て、どんな解釈をした!?」

 

moki「か、解釈、ですか。」

 

pon「そう!是非聞かせてくれないか!!今後の参考にしたいし、なにより僕の劇を観た人がどんな風に感じたのか純粋に興味があるんだ!さあ!君がどんはこの劇を観て何を感じた!?考えた!?」

 

moki「えっえっえっえっ」

 

pon「さあ!!」

 

moki「・・・・・・。」

 

pon「?」

 

 

 

 

 

mokaho「・・・・・・。」

 

 

 

pon「おーい」

 

 

moki「先輩、ありがとうございました。」

 

 

いかがでしたでしょうか。

次回は2017年度夏季プロデュース公演『鈍獣』を紹介します!

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【告知】

劇団時計 2018年度新入生歓迎公演
『トランス』

脚本 鴻上尚史
演出 池田奈央

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【キャスト】
Aチーム
吉田宗一郎 鹿目理佐 藤中樹音

Bチーム
竹原風太 石部日和子 稲垣隼

【スタッフ】

舞台監督:大山梨花 なっちゃん
舞台美術:柏木凱斗 吉田宗一郎 北川遼太
照  明:上田茉衣子 稲垣隼
音  響:藤中樹音 竹原風太
衣  装:ゆきえ 石部日和子
宣伝美術:石部日和子
情報宣伝:寺島碧 駒野共紀 鹿目理佐
制  作:田﨑颯大

【開演日時】
4/25 18:00開場 18:30開演 Aチーム
4/26 16:30開場 17:00開演 Aチーム
4/27 18:00開場 18:30開演 Bチーム
4/28 13:00開場 13:30開演 Bチーム

入場無料

【公演場所】
首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂小ホール
(京王相模原線 南大沢駅より徒歩約7分)

【予約フォーム】
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=b7d22585d1

入場は無料です。

 

来たれ若人、集え彼の地へ!

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