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こんにちは。劇団時計2018年度新入生歓迎公演
情報宣伝担当、16年度入部の駒野です。
好きなものは唐揚げ。嫌いなものはカビ臭いエアコンの風です。
さて、劇団時計クロニクルと題して過去公演を紹介するこのブログ企画。果たして何人の新入生が読んでくれているのか不安で不安で夜しか眠れませんが、今回も頑張って紹介したいと思います。
第5回は2016年度一年生公演『ジャクシ』です。
劇団時計は大学祭の日に「みやこ祭公演」を行いますが、このみやこ祭公演に一年生は出ておりません。何故かというと、同時期に一年生は「一年生公演」の稽古をしているからです。
一年生公演はその名の通り、その年に入部した団員(まあ必ずしも一年生というわけではありませんが)のみで行う公演です。新人公演・夏季プロデュース公演で学んできたことをいかすチャンスですね!
それでは紹介にうつります
劇団時計2016年度一年生公演
『ジャクシ』
脚本・演出 藤中樹音
あらすじ
家を失った少年「ジャクシ」は同じく家を持たない一人の男に一緒に生活する誘いを受ける。ジャクシは男を「兄貴」と呼び慕い、二人は共に様々な方法での金儲けを企む。
しかし真夏の街ではまた別の不穏な空気が流れ始めていた。
脚本演出の藤中樹音、みなさんだんだん覚えてきましたよね
この男です。
この男、夏公の『鈍獣』では演出をし、『ワンダフルお花畑』内の『姉弟』では脚本も演出も役者もつとめているという器用な男です。しかし、ごらんの通り顔がひょっこりひょうたん島の人形みたいで、腹がたちます。
けど仕事だし仕方ないのでインタビューしてみましょう。
「うん、雑とかいう次元じゃないよこれ。」
「お久しぶりです、ハカセくん。見所を教えてください。」
「いやひょっこりひょうたん島の”ハカセ”じゃないから。」
「そっかそっか。」
「ええと、『ジャクシ』は1年生公演ということで、その年度に新しく入部した部員だけで舞台を作ることになりました。それまでの劇団時計と比べて異質な雰囲気の作品になったと思います。」
「ひとことでいうと『超ダーク』な劇だったね」
「派手な演出とパワフルな演技でブラックな世界観を表現する『パワフルシリアス』がテーマとなっています。」
役者の写真。左から順に「ジャクシ」「ニコ」「兄貴」
「若い!!音楽とダンスもりもりだったね。あ、そうそう、僕この公演でジャクシ役として稽古を重ねる中で柏木(兄貴役)と仲良くなったんだよね。学年間の仲を深められるというのも一年生公演の良いところなんだよなぁ~。」
16年度入部の愉快な仲間たち(当時)
「そう、みんなの絆も深まったし、劇も他には負けないものが出来たんじゃないかって思ってる。でもその一方で、今の自分たちならさらに面白いものが作れるって信じてるよ。」
「じゃあ期待してるよ、『ジャクシ2-失われた笑顔の物語-』(とか)」
「いやね、別に誰も続編を作るとは言ってないからね。」
「ま、そんなわけで新入生の皆さんもこの一年生公演を目指して腕を磨いていってほしいわけですよ。楽しいよ。」
「そう、せっかくサークルに入るんだから、楽しまないとね。」
「楽しんで、仲良くなって。」
「ご飯なんか一緒に食べたりして。」
「みんなで歌い踊り。」
「僕ら、ずっと一緒に演劇やろうな。なんて、語り合うんだね。」
「しかしその中に一人、スパイが紛れ込んでいることを誰も知らなかった。」
「おっと雲行きが怪しくなってきたぞ。」
「崩壊を始める関係、消える信頼。失われた笑顔はどこへ?」
「なんということだ……。」
「『ジャクシ2-失われた笑顔の物語-』、お楽しみに。」
「だからやらないってば。」
「演出さん、ありがとうございました。」
いかがでしたでしょうか。
次回は最終回、2017年度卒業公演『劇団時計』を紹介します!
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そんなこんなで藤中も役者としてでている新歓公演のお知らせです。
【公演情報】
劇団時計2018年度新入生歓迎公演
『トランス』
脚本 鴻上尚史
演出 池田奈央
【キャスト】
Aチーム
吉田宗一郎 鹿目理佐 藤中樹音
Bチーム
竹原風太 石部日和子 稲垣隼
【スタッフ】
舞台監督:大山梨花 なっちゃん
舞台美術:柏木凱斗 吉田宗一郎 北川遼太
照 明:上田茉衣子 稲垣隼
音 響:藤中樹音 竹原風太
衣 装:ゆきえ 石部日和子
宣伝美術:石部日和子
情報宣伝:寺島碧 駒野共紀 鹿目理佐
制 作:田﨑颯大
【開演日時】
4/25 18:00開場 18:30開演 Aチーム
4/26 16:30開場 17:00開演 Aチーム
4/27 18:00開場 18:30開演 Bチーム
4/28 13:00開場 13:30開演 Bチーム
入場無料
【公演場所】
首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂小ホール
(京王相模原線 南大沢駅より徒歩約7分)
【予約フォーム】
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=b7d22585d1
入場は無料です。
来たれ若人、集え彼の地へ!