2022年度 劇団時計新歓ブログ企画⑥【公演の流れ編】

③本番期間

いよいよ本番期間が始まりました。本番開催場所として、7号館の101スタジオなどを1週間借ります。舞台を作るところからお客様に披露し、撤収するところまでこの期間内に行います。以下3-1より、本番期間の流れを述べていきます。

3-1 仕込み

本番期間の最初は、本番用舞台をつくることに全集中します?

劇団時計では、そのことを仕込みといいます。

基本的に舞台を建て込む人と、照明と音響の3つに分かれます。照明や音響は、基本的に灯体や機材の配置・配線を行っております。

今回は、舞台ができるまでの流れを見ていきましょう。

まず、道具や構造物を搬出して、床に遮音(黒いモノ)を引き、平台敷いて、舞台を建て込み・・・・・

舞台が仕上がってきたら暗幕を吊るし、照明用のイントレを建て、客席を作るなどといった作業を行います。

全ての作業が無事に終わり、舞台が完成します??

とてもざっくりした説明で、やることは他にもたくさんあるので、いつかこの一連の流れを早送り動画にした方が分かりやすいので余裕があれば撮りたい!と心の中で思っております?

3-2 照明タイム・音響タイム

舞台が出来上がり、照明と音響の準備が完了したら次は、照明と音響のお時間。

照明は、明かりが照る場所や範囲や照り具合を決めるシュート、明るさのレベルチェックを主に行います?音響は、音の大きさや音が出るタイミングなどを調整します?️ 

照明タイムのシュートはめっちゃ楽しいので、ぜひ体験してみてください!(中の人はシュートが大好きです)

?照明タイムの風景 えもえも~?

照明タイム・音響タイムが終わるといよいよ、本番を想定した動きとなります。

3-3 場当たり、きっかけ練、オペ練

3-3は、ざっくりと言えば、オペと役者が息を合わせるための時間です?

照明や音響に合わせた役者の動きを確認します。また、照明や音響を操作するオペは、それぞれの機材操作や、お互いに連携する場所などを確認します。

3-4 ゲネ

本番が問題なく行えるかを確かめる、いわばリハーサルです。

通称ゲネ(ゲネプロ)と呼びます。 

ぶっつけ本番は怖いですよね?・・・・・ そのため、ゲネが一番大事といっても過言ではありません。

3-5 本番

いよいよ本番。ドキドキしながらも、お客様を前に完成した劇を魅せます。

全部で2~3ステージ。加えて配信用の本番公演を行うこともあります。特に最後に行う、千穐楽が一番盛り上がります?

本番は友達をたくさん呼んで楽しんでもらいましょう~!!! 全ステージ満員が目標です!

3-6 バラし

千穐楽を終えた余韻もつかの間。

作った舞台を撤収し、元通り何もなかった状態にする作業のことをバラしといいます。来た時よりも美しくをモットーに、最後まで気を抜かず頑張りましょう。

?本番・バラしを無事に終え、安堵の様子? 家に帰ったら早く寝て、次の日はダラーっと過ごすのがとてもいいものです?

④本番後

本番が終わりました。嬉しいような寂しいような。ですが、本番後もいくつかの作業を行って公演が終わります。

4-1 コワし

作った舞台構造物は、名残惜しむ間もなく解体されます。

材料は再利用されて次の公演に使われたり、分別して捨てられたりします。

4-2 反省会

公演を振り返り、良かったところや悪かったところ、次に生かせそうなことを話し合います。

この公演で学んだことが、次の公演につながります。

4-3 打ち上げ

「公演期間、みんなありがとう~」と、座組みのみんなで打ち上げを行います。

花火やカラオケなどを楽しむことが多いです。お財布と情勢が許せば、都心での打ち上げやバーベキューなども行いたいですね?

他にも残っている作業はありますが、さしあたりここまでが公演を通しみんなで行うものです。

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以上が劇団時計の公演の流れとなります。かなり長くなりましたが、書いてあることより、もっとたくさんすることあります。楽しいことも多いですので、公演を通して、実際に経験していきましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました??

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