2021年度劇団時計夏季公演レポート「タタキ編」

みなさんこんにちは!劇団時計です⏲

劇団時計2021年度夏季プロデュース公演 『δに咽ぶ小夜啼鳥』の情報が先日解禁されましたね!

8月のとても暑い中劇団時計の人たちは頑張っているのですが、今回は先日行われた大きな作業の「タタキ」についてレポートしていきます!

 

そもそも「タタキ」ってなんぞやとなる人がほぼ全人類なので説明を…

公演を作り上げる上で必ず必要となる舞台。それを作るのはかなーーーーーり大変なので、舞台美術担当の人だけでなく他の裏方も役者もみんなで作業しようという日です。

それでは作業を実際に見ていきましょう

まずは木材を測って、切っていきます。

 

 

そしたらそれを釘と金槌で組み立てていきます。

 

 

そのあとは必要な面に切ったベニヤ板を同じようにつけていきます。

 

 

ベニヤ板もつけ終われば舞台で使う机や椅子などが出来上がります。

とはいえこれだけが舞台で使うものではありません。ほかにどんなものをつくっているのか見てみましょう。

これは舞台で使う大きな土台を作っています。

特に役者が上に立つ土台は絶対に傾いてはいけないので、毎公演で使用されている平台というしっかりとした土台に仮止めしてから組み立てていきます。

そして組みあがったものはこちら

そして作った骨組み同士を組み合わせていく前に舞台監督に土台として使用して大丈夫か確認してもらいます。

これで作業終了の場合もありますが、この骨組みにコンパネといわれるベニヤ板より頑丈なものをつけていく作業が続くものもあります。

そしてもう一度舞台監督に確認してもらえば完成です。

 

 

今回紹介した作業だけでなくみんなでいろいろなものを作ること約二日…目的はほとんど達成され、無事にタタキが終了しました!

今回レポートを書いている担当は初めてタタキに参加しました。はっきり言うと

「めっっっっっちゃ疲れた」

が正直な感想です。

八月に外で朝から日が沈むまでずっと作業となると体力がゴリゴリ削られていきました…

とはいえ何もわからない後輩に先輩方は優しく教えてくれましたし、作業は楽しいものでしたし、なにより舞台美術がいつもどれだけ大変な作業をしているのかが理解できましたね。ほんと頭が上がらないです_(._.)_

 

とはいえタタキで作ったものが舞台でどのように使われるのかいまいちわからないまま作業していました。その答え合わせが今度行われる「仮組み」で行われます。ということで次回のレポートは「仮組み」の様子をお届けする予定です!次回もお楽しみに…

 

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